2007/7/16, 10:33 by Gen

#plaisir.genxx.comという別館Blogに、音楽・写真・映画のレヴューや、いわゆる普通の「ブログ」的な、日常のよしなしあれこれのゆるい記事を書きためています。plaisir=快楽にフォーカスしてやっていくつもりです。論ではなく感情、科学ではなく宗教で。このブログはどうしても固い内容になってしまうので、もしよろしければご覧下さいね。というか、いろいろとみなさんのオススメのものを教えて欲しいです。
セキュリティ上の関係で、blog tool(wordpress)のバージョンをアップデートするので、今から1時間ほどおかしな挙動をすると思いますが、何卒ご了承ください。台風一過にセミの声、いよいよ夏が来た!空が高い!サイトも衣替え。
(追記)一応修復したつもりですが、すみませんが、挙動不審な点を発見されたらコメント欄にてお知らせくださいな。

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2007/7/14, 8:02 by Gen
「可能性に満ちたセックスを構想する」でいろいろと書いた。でも、脱射精的なセックスが正しい姿だ、と言うつもりはない。普通の射精中心主義的なセックスでも別によいと思う。ある男女がいて、その男女がともにそれ(射精中心主義的セックス)によって幸せを感じているならば、まったく素晴らしいことだ。少なくとも、自分は結構満足している。
思想の罠。それは、現状とは別のあり方を進んだ考え方であるとし、現状の肯定を遅れた考え方だと見なしてしまいがちなところだ。ある個人、そしてその個人と関係を切り結ぶ他者が、幸せと感じるかどうかが最終的な判断基準であって、いくらデリダであろうとフーコーであろうと、その基準より特権的な立場に立つことはできない。田崎さんの『セックスなんてこわくない』でも、暗黙裏に、射精中心主義を「遅れた」セックスのあり方だとする論調が目に付いた。
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2007/7/14, 4:34 by Gen

男性の勃起ないし射精には、いろいろなとらえ方がある。たとえば、「俺もう我慢できない!」といったように、勃起や射精を、生物学的な生理現象だと見る視点がある。生理現象としての射精は、生理現象としての排泄をアナロジーとして語られることが多い。「ヤリマン」や風俗嬢が「肉便器」と呼ばれるとき、このアナロジーが作動している。射精は排泄行為とされるのだから、セックスは女性を辱めるものになる。辱められているのに声を出して感じる女性は淫乱な存在だとされ、「暴力的に女性を支配するけれども、女性はそれを喜ぶ存在なのだ」という言説が誕生する。
ところが、男性はセックスや勃起や射精を恐れてもいる。あるがままの生理現象としての射精や勃起は、男性の自尊心(男性性)を満たさないのだ。女性を感じさせたりイカせたりすることのできない男性は「男失格」の烙印を押されてしまう、という恐怖感につねに苛まれている。女性を「悦ばす」ことのできるテクニックを持っていることが、男性性の必要条件だとされる。男性は、「生理現象としての」勃起や射精を、自らの意志でコントロールしなければならない。ところが、自らの意志にかかわらず勃起や射精してしまったり、あるいは自らの意志にかかわらず勃起や射精しなかったりする。早漏や遅漏への恐怖、インポへの不安、短小包茎への罪悪感。射精や勃起が、先述したように生理現象であるならば、男性がそれらをコントロールできないことになる。しかし、男性はそれらをコントロールしなければならないと同時に感じてもいるのだ。
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2007/7/12, 12:37 by Gen
古本屋で手にした『セックスなんてこわくない――快楽のための7つのレッスン』(田崎英明)がかなり面白い。ラカン、フーコー、フロイト、その他社会学の理論を主要なバックボーンとして恋愛とセクシュアリティの自明性を(強引な解釈をいとわず)ばさばさ切っていく本なのだが、色々と叩き台として使えそうだ。面白いので、この本の章立てを紹介しておこう。オススメ。機会があるごとに、これと自分の身体感覚を混成して色々書いていこうと思う。
1.AVギャルはフレディの夢を見るか?
2.フェラチオのフェノメノロジー
3.エレクトのエコロジー
4.マドンナのSEXをさがして
5.オナニーのオートポイエーシス
6.サディズムのサイバネティクス
7.マゾヒズムのマテリアリズム

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2007/7/12, 0:12 by Gen
スティールパートナーズとブルドック社の件について、最低最悪な唖然とするほかない糞判決が出た今日この頃、みなさんいかがお過ごしですか。いやもうね、この国は国際的にやっていく気はないのか?と。ブルドックの株主も一体何なんだろう。資産価値をすり減らすの嫌じゃないのかな。そしてスティールは一人勝ち。まぁいいや。過小評価を装われていたサブプライム問題の懸念も再発してますね。臨場感が伝わってきます。質への逃避、なんでしょうかね、たしかに。ドルは急落。今日はかなり買いポジションを整理しました。香港市場については、買いたい向きがたくさん待ちかまえているので、調整は小さなものに留まる気もしますが。まぁ。
文系的株入門part.1、part.2、part.3、part.4、finalのおまけを。以前の記事で書けなかった、実戦的で具体的で泥臭いはなしをちょこっと。ホンネで。リアルに株や投資信託をはじめたいと思った場合のtips。自分のはずかしーい失敗談も含めて。
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経済/投資 | 2 Comments » | 6,274 Views
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