良かった記事(政治関連)
福田と麻生、選挙演説などの動画をつぶさに見ていると、やはり麻生がリーダーとして抜き出ているなという思いを禁じ得ない。過去に福田がしていた斜に構えた皮肉発言から、福田さんのメタ言語能力(自分が他人にどう思われているか、どのようにすれば他人に自分の意志を伝えることができるかを察知する能力)は意外と優れているのでは、と期待したのだが、どうやら福田さんにはビジョンが決定的に欠落しているらしい。福田さん(のときにアイロニカルなメタ発言)は、ただその場限りの1回性のメタ発言に終始していて、彼はベタな理念や政策をほとんど持っていないのではないか。彼は名調整役ではあると思うが、リーダーの器ではない。もし福田さんが首相になったとしたら、麻生温存論を抜きにすれば、なんだかなぁといった感じだ。
それよりも、出色していると自分が感じた記事をご紹介。「新政権、本当の課題―新自由主義と新保守主義の狭間で立ち尽くした安倍ニッポン」。これまで読んだ論考の中では、一番、歴史的なパースペクティブを踏まえていると感じた。ぜひ一読を。なんでこの記事に、たいしてはてなブックマークが集まらんのかね?疑問でならない。ただし、この記事の筆者は、文章の最後の部分で、国家連合体のセーフティーネットを張った上での福祉型国家への転換を推奨しているけれども、その論拠は明確にされていないので、その点だけはご注意を。
あと、もしよければ「経済学的発想」と「反経済学的発想」という枠組みがもたらすものもあわせてどうぞ。<「経済学的発想」/「反経済学的発想」>、<「市場主義」/「反市場主義」>というふたつの対立軸に分けて政策を考える視点は、とても生産的なものだと感じますた。







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