物理学とは

2005/6/25, 15:11 by Gen

09:58:37
 「物理学とは近似の学問である」――いかにして現実世界で「本質的なもの」と「無視できるもの」を分け、無視できる項を捨て、本質的なものを式で表し、近似の形で解いていくか、が競われる。実験室科学と、(具体的実践が求められる)現場科学とでは、そのSN比(注目すべき対象とノイズとの比)が異なる可能性がある。たとえば、実験室では、摩擦や空気抵抗を無視し、美しい運動方程式や落下の方程式を組み立てることが出来る。一方、現場科学では、摩擦や空気抵抗が無視できないほどの大きな本質の側に回るのだ。(藤垣裕子)

09:24:45
 某基礎系理系研究者が、彼のもとで研究する院生に語りかけた。曰く――「わたしたちがやっているのは、現在、まったく日の目を浴びない地味な分野だ。けれども、不思議なもので、何十年も研究を続けていると、数回は日の目を浴びる時がやってくる。そのときに活躍できる基礎体力をつけておけ」

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2 Responses

  1. パラダイムシフト発見隊 Says:

    島根大学の客員教授である久保田邦親博士らが境界潤滑の原理をついに解明。名称は炭素結晶の競合モデル/CCSCモデル「通称、ナノダイヤモンド理論」は開発合金Xの高面圧摺動特性を説明できるだけでなく、その他の境界潤滑現象(機械工学における中心的摩擦現象)にかかわる広い説明が可能な本質的理論で、更なる機械の高性能化に展望が開かれたとする識者もある。幅広い分野に応用でき今後48Vハイブリッドエンジンのコンパクト化(ピストンピンなど)の開発指針となってゆくことも期待されている。

  2. 内燃機関開発者 Says:

     鋼と油が相互作用を起こすなんて本当に驚きました。おまけにダイヤモンドが形成されるなんて。確かにノーベル賞級のパラダイムシフトとはこういうことを言うんですね。

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