全体性と個別性の戦いがドラマを生む
久々に映画の話を。そういえば、この前DVDで『ナイロビの蜂』(あらすじはリンク先参照)を観た。鋭いカメラワークと(”L.A. confidential”に似た)味わい深いサスペンスの物語筋が印象的な、快作だった。比較的おすすめ。76点。もちろん、映画なので、ドラマティックな物語を展開する必要がある。そこでこの映画の脚本家は、おなじみの「ある仕掛け」を施した。




久々に映画の話を。そういえば、この前DVDで『ナイロビの蜂』(あらすじはリンク先参照)を観た。鋭いカメラワークと(”L.A. confidential”に似た)味わい深いサスペンスの物語筋が印象的な、快作だった。比較的おすすめ。76点。もちろん、映画なので、ドラマティックな物語を展開する必要がある。そこでこの映画の脚本家は、おなじみの「ある仕掛け」を施した。
軒並み日本株の寄り付き気配がストップ安ですね。円キャリートレード(金利の低い円を調達して世界各国の株や不動産や債券の投資元本とする行為)の巻き戻し(アンワインド)も起こっている。ストップ安で寄りついて3~5%戻すと思うんだけどなぁ。これまで日本株を唯一買い越していた外国人投資家がどう動いてくるか。しばらく買いを止めてくるならば、日経平均株価は16000円くらいまで調整するかもしれない。現時点で日経平均PERは30倍程度なので。
それにしても100万近い痛手を被りそうだ。市場参加者の行き過ぎる恐怖心が生むチャンスを冷静に見極めたい。人々の欲望と恐怖のオーバーシュート(行き過ぎ)を捉えることが投資の基本だ。
日銀の利上げが世界のお金の過剰流動性を収縮させたことが一番大きな遠因かな。インド株・中国株などを持っている方は一旦売却して様子見されることをオススメします。死者が出ないことを切に祈る。
ようこそおいでなさいませ。
下に書いた「地球温暖化を阻止するための」という記事の追記です。そちらを先に読んでやってくださいな。まず、温暖化問題を解決する際に、IT(情報技術)はすごい期待されてるなぁ、というのが一つ。「ゴア米国元副大統領、地球温暖化問題でシリコンバレーに期待」なんて記事もあったりしますが、たしかに、原理的に、ITは環境面でかなりクリーンですよね。デジタル化されインターネットを通じてトランスファーされる情報は環境をほとんど汚さない。工業生産で情報テクノロジーが重要な役割を演ずれば演ずるほど、環境への有害な影響が減少する可能性は高くなるわけです。 温暖化問題を解決する際に、「技術の発展」が片足となり、そして(先の記事で書いた)環境を守るための取り組みや規制が「各々の目先の利益の実現に適うこと」がもう一つの足となると思うのです。両方が無ければダメだと思う。(下の図1を参照)
今年は本気暖かいすね。北海道のタクシーの運ちゃんも「40年ぶりかなぁ」とか言ってるらしいですよ。グローバルに温暖化を阻止するために、何よりも必要なのは、アメリカが重い腰を上げること。最近、国家的政策として「対テロ」一辺倒だったアメリカが、温暖化問題を国家的政策に据えようとしているらしい。この前のブッシュの演説で、はじめて温暖化問題が主要な議題として取り上げられましたね。その背景を探ったEconomistの記事“The greening of America”(リンク先有料)より要点をメモしておきます。各プレイヤーの動きを整理。