2005/4/29, 15:54 by Gen
02:35:02
「実存は自由であるが故に、可能的実存として未完である」(Karl Jaspers)
悲惨な境遇。それでもいつか、「希望を持ちましょうよ」と思える日が来る。その時わたしは、「未検証の可能性」*1に賭けている。実現はされていないけれども、可能性はあると信じた瞬間、人は歩を前に進めることができる。多くの人が「未検証の可能性」に自分を賭けるとき、わたしはあまたの希望に取り囲まれる。そして社会は、復興へと動き出す。
先のことなどわからない。だが、未検証ながらも、わずかな、不確実な、漠然とした可能性を感じた瞬間、決定的に何かが動き出す。傍観者であるならば、「未検証の可能性」を何とかして伝えたい。わたしは、そしてあなたも、息絶えるまで、可能的実存として未完である。

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2005/4/21, 15:58 by Gen
02:37:30
全然話は変わるけれども、勉強時間の配分が難しいなって最近とみに感じますね。何に配分するかといえば、1.方法論(スキル)、2.知識、に対して。
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2005/4/16, 15:59 by Gen
22:08:32
学問やってる人間としてはむやみに<男/女>を区別したくないけど、でも、やはり違うのだよ(同性愛は保留)。いま具体的に考えているのは、語りの場面。絶対論としてではなく、一般的にこういう傾向あるよね、って程度の与太話として聞いてほしい。男と女の間には、根本的な相手への承認があると思う。基本的な態度として、まず相手を肯定する身構えができている。だから話しやすいし、深いところまで、意外とすんなり話せたりする。相手の話をちゃんと聞ける確率が高い。だって、はじめから身構えが肯定なのだから。
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